クリエイティブポリシー
CREATIVE POLICY
クリエイティブポリシー
CREATIVE
POLICY
当社は、あらゆる制作活動において、クリエイティブおよびクリエイターへの敬意を重要な前提としています。
創作とは、他者の表現を無断で借用することではなく、敬意を持って新たな表現を生み出すことだと、当社は考えています。
そのため、他者の著作物、表現、構成、演出その他の創作上の成果を、無断で模倣または流用する行為は、当社として明確に認めていません。
いわゆる盗作その他の権利侵害行為についても、これを許容しない方針です。
1. リファレンスに対する当社の考え方
当社では、作品制作の過程において、既存作品や話題作品をリファレンスとして研究・分析することがあります。
これは、市場で支持される表現や構造を理解し、新たな作品を生み出すための着想、企画開発、表現研究を目的とするものです。
一方で、リファレンスの活用は、既存作品の表現をそのまま取り入れることを意味するものではありません。
当社は、リファレンスとはあくまで創作のための参考資料であり、既存作品のセリフ、構成、演出、画づくり、見せ場、オチその他の表現上の特徴をそのままなぞることを許容するものではないと考えています。
また、当社は、創作上の影響関係が存在し得ることと、具体的表現の模倣や流用が許容されることとは、明確に区別して考えています。
2. 用語の定義
当社では、クリエイティブに関する議論において混同が生じないよう、主に以下のように整理しています。
モチーフ
作品の発想や主題の出発点となるものをいいます。
作品が扱う中心的なテーマ、視点、問題意識その他の創作上の核となる要素を指します。
オマージュ
既存作品や既存の表現に対する敬意を前提として、その要素を引用的に取り入れる表現行為をいいます。
当社は、オマージュについて、元となる作品や表現に対する敬意が前提となり、かつ新たな創作として成立していることが重要であると考えています。
インスパイア
既存作品や既存の表現から着想を得て、新たな作品を制作することをいいます。
当社は、インスパイアについて、元作品から一定の発想や概念上の影響を受けること自体はあり得るものの、最終的には独自の解釈と表現を備えた別個の創作物として成立している必要があると考えています。
パロディ
既存作品や既存の表現を前提に、ユーモア、風刺、批評その他の新たな意味づけを伴って再構成する表現行為をいいます。
もっとも、パロディであることのみをもって、当然に権利処理や法的評価上の問題が解消されるものではないと当社は考えています。
パクリ
当社は、独自の解釈や表現を十分に伴わないまま、既存作品のセリフ、構成、演出、展開、画づくり、設定、キャラクター配置、見せ場、オチその他の表現上の特徴を過度に模倣または流用する行為を、いわゆる「パクリ」に該当し得るものと考えています。
語句や細部のみを変更していても、全体として依拠性や類似性が強く認められる場合には、当社として不適切であると判断することがあります。
もっとも、当社は、創作活動において、他作品を参照していないにもかかわらず、結果として表現上の類似が生じる場合があり得ることも認識しています。
そのため、表現上の類似が指摘された場合に、直ちに意図的な模倣や流用があったものとみなすのではなく、制作経緯、依拠性その他の事情を確認した上で、適切に判断します。
3. 当社の基本方針
当社は、創作活動において、クリエイティブに対する敬意と、創作に携わるすべての人へのリスペクトを重視しています。
制作に関わる者に対しては、他者の表現を安易に流用しないこと、リファレンスを用いる場合であっても独自の解釈と表現を加えること、元となる作品やクリエイターへの敬意を欠く表現を行わないことを、基本方針として周知しています。
また、当社は、創作における評価は、自らの独自性と表現責任の上に成り立つべきであり、「参考にした」「影響を受けた」という事情のみをもって、模倣や流用が正当化されるものではないと考えています。
4. クレジット表記および確認体制
当社では、制作に関わるクリエイターへの敬意と、責任の所在の明確化の観点から、作品ごとにクリエイターのクレジットを明示する運用を基本としています。
また、著作権、類似表現、リファレンスの取り扱い等に関する確認体制の整備に努めています。
当社では、コンテンツの性質、利用形態、公開範囲、商用性等に応じて、確認の方法や深度を調整しています。
とりわけ、商業利用を伴うコンテンツについては、より慎重な確認を行うよう努めています。
もっとも、コンテンツ量の増加や、一部の短尺・投稿型コンテンツを含む制作・運用領域の特性上、すべての表現について完全な事前確認を行うことが難しい場合があります。
しかしながら、当社は、かかる事情をもって権利やクリエイティブへの配慮を軽視するものではありません。
確認体制の継続的な見直しと改善を行い、問題の未然防止に努めます。
5. 指摘を受けた場合の対応方針
当社は、作品に関して、著作権侵害、類似性、模倣その他の懸念についてご指摘をいただいた場合、当該指摘に真摯に向き合い、事実確認を行います。
その上で、必要に応じて、以下の対応を行うことがあります。
- 作品内容の確認および関係者へのヒアリング
- 公開状態の見直し、一時非公開化または公開停止
- 表現内容の修正または差し替え
- クレジット表記の追記、修正または見直し
- 制作フロー、確認体制その他の運用改善
- その他、当社が必要と判断する是正対応
当社は、問題提起があった場合において、感情的な対立や形式的な処理に終始するのではなく、クリエイティブおよびクリエイターへの敬意を前提に、適切な対応を行う方針です。
6. 継続的な改善について
当社は、クリエイティブを取り巻く環境や表現手法の変化を踏まえ、著作権および創作倫理に関する理解、制作フロー、確認体制、運用ルールの継続的な見直しと改善に努めます。
今後も、表現に関わるすべての方への敬意を忘れず、健全かつ誠実な制作活動を継続してまいります。